2009/04/26

デジカメをスキャナがわりにするユーティリティーPrismo

デジカメはあるのに、スキャナは無い…そうした状態で例えば本の表紙やCDジャケットなどを遠近感無しにキレイに撮るのは至難の業。そうした要望に応えるアプリとして紹介されていたのがPrizmo: Scanning via a Digital Camera « AppStormで紹介されていた。


Prismoが起動したら、画像をドラッグ&ドロップ。

使い方は極めて簡単で、Prismoが起動したら、処理したい画像をドラッグ&ドロップする、もしくはカメラアイコンをクリックしてiPhotoから指定する。


四隅の矩形を指定すれば、その部分だけがゆがみの無い状態で取り出される。

読み込まれた画像に対して、半透明の青い矩形の四隅を本の表紙などの四隅に合わせる。そうすると、遠近感がついて歪んでしまった本の表紙を補正してウィンドウ左のように表示してくれる。

尚、上記の正方形の表紙のようにイレギュラーなモノは、最初は縦横比がおかしいかもしれない。ウィンドウ左側に表示される補正済みの画像もドラッグして縦横比を変更できるほか、クロップアイコンをクリックして縦横寸法を数値入力することも可能。

上記の操作をPhotoshopで行う事も可能だが、思ったよりかなり面倒なのが正直なところ。こうした用途に特化したアプリ…というのもまた面白い。僕がこのアプリに興味を持ったのは絵画作品など大きなポスターや、LPのジャケットなどをちゃんと取り込むときに便利だと思ったため。A4以上のモノはなかなかスキャンしにくいし、スキャナもかなり高価になる。そうした用途では、このPrismを利用した方が遥かに便利な感じがする。