2009/04/04

EPSON EP-901F、細かいことあれこれ


EP-901FはBonjour対応プリンタとしてMacに認識された。

昨日エントリを書いたように、自宅用スキャナ/プリンタ/FAX複合機のEPSON EP-901Fを手に入れた。本日細かい設定作業やテスト利用など少し始めてみたので、多少その内容をメモ的に書いてみる。

  1. 無線LAN設定はAirMac利用環境(WEP)では手動設定(迷う場合あり)
  2. プリンタは無線LANでBonjour接続 プリント速度は早めで快適
  3. スキャナも無線LAN経由で利用…それなりの速度で実用性あり
  4. メモリーカードも無線LAN経由で読める。若干不都合も

上記のうち、1. と4. に関しては若干補足説明を以下にする

1. 無線LAN設定はAirMac利用環境(WEP)では手動設定: 無線LANルーターがAOSS対応の場合は、非常に簡単な接続になるらしい。ただ、AirMac Extreme(旧式)で接続する場合には、結局の所すべて手動設定をすることになった。僕の場合はWEP128bitを選択したところ問題なくネットワーク名が表示された(BaseStation名が日本語だとトラブるケースがあるらしい)。
ここでパスワードを要求されるが、通常のAirMacのモノではなく、いわゆるWEPキー。なるべく16進数の方が入力時に難しく無いようだ。このWEPキーは多少調べた結果、AirMacユーティリティで取得できるという。以下はその段取り。

  1. AirMacユーティリティで対象となる機器を選択。
  2. メニューバーの「ベースステーション」メニューの「手動設定」を選択してモードをマニュアルに変更。
  3. 「ベースステーション」メニューの「ネットワーク用パスワード」を選択(手動設定状態でないとグレイアウト)


AirMacユーティリティを利用して16進数WEPキーを取得できる。

上記の操作を行うと、下図のようなパネルが表示される。下の16進数WEPキーをメモし、EP-901Fに入力することで、接続を確立することができた。

4. メモリーカードも無線LAN経由で読める: EP-901Fのメモリースロットに入れたカード内の写真も無線LAN経由でMacで読む事ができる。EP-901Fのファイル共有設定を有効(読み込みのみ or 読み書き可能)にしておいて、Finderの「サーバーへ接続...」機能でアドレスを入力し、Finderにマウントできる。


ファイル共有機能を使い、メディアリーダー内容を無線LAN経由で読み込み。

Finderの「サーバーへ接続」パネルにcifs://[プリンタ名]でマウントできる…とEPSONサイトには説明があったが、実際は接続できなかった。そこでプリンタ名の代わりにプリンタのIPアドレスを入れると、問題なくマウントできるようになった。複合機のプリンタ名もIPアドレスも、EP-901F側の操作パネルで セットアップ→ネットワーク設定→ネットワーク情報確認 と辿ることで表示させる事が出来た。
尚、無線LAN経由でメモリーカード内データ取得は結構時間がかかったので、大量にデータを取り出す場合にはUSB 2.0リーダー等の方が良いかもしれない。