2009/04/17

遅ればせながらEye-Fi入手

昨年後半から、各ブログで話題になっていたEye-Fiをようやく手に入れ、使ってみる事にした。SDカードにWiFiが入っており、普通のデジカメに入れて使うだけで、デジカメから無線LAN経由でMacにもFlickrなどのネットサービスにも自動的にアップしてくれる…という非常に面白い製品。詳しい解説はnobilog2: 小さいながらも大きな感動!Eye-Fiカードをどうぞ。

前々から興味はあったのだが、いままでSDカードを使うデジカメを持っていなかった事(一眼デジはキヤノンの10DというCFカードを使うものだった)から、手を出さずにいた。最近知人からGR Digital IIを譲り受けた事、そしてAmazonで2,000円ディスカウントになっている…という情報を聞いたことから、遅ればせながら手に入れることにした。以下に実際に使ってみた様子。


Eye-Fiのパッケージは開くときにも“おもてなし”感があって好感が持てる。

写真ではまったくわからないと思うが、まず最初に“Free Your Memories”というオレンジのところを引っ張ると、製品とマニュアルが両脇から飛び出てきて「必要なモノはこれね」と提示してくれる。パッケージを開く段階から楽しい気分にさせてくれるのは嬉しい。Eye-Fiはまずパッケージが最高だった:[mi]みたいもん!にパッケージを開く動画が掲載されているので、関心があれば是非みてほしい。


付属のリーダーをMacに接続して設定開始

まず最初にMac側でEye-Fiの設定を行わないと、画像をカメラから自動的に転送してくれない。USB端子にEye-Fi付属のカードリーダーを入れると、中に設定アプリが入っているのでそれをMacにインストール。これで実際の設定作業を行う。設定作業の様子はEye-Fiを使うまでに必要な設定と異次元なまでの便利さ:[mi]みたいもん![う]Eye-Fiの設定方法あたりが詳しい。


設定開始…アプリを起動すると、Webブラウザで様々な設定。
僕の場合はMac本体はiPhotoに、ネットではFlickrにアップする設定にした。

そんなこんなでアプリをMacにインストール後、設定作業に移るとWebブラウザが起動し、そこで一通りの設定を行うだけ。かなり簡単に使えるように出来ている。ちなみにネットでは日本で発売される前の英語版製品で使っている画面が紹介されていることも多いが、Amazonで購入したEye-Fiはすべて日本語化されていたので、心配はいらなさそう。

とりあえず、Mac内はiPhotoに、そしてFlickrアカウントへも自動登録…という設定を行った後、Eye-Fiカードを取り出してGR Digital IIに装着。試し撮りをしてみることにした。


初めてEye-Fiから写真がアップできた!の図
写真内容はともかく、いつの間にかスルスルと写真が
Macにも、ネットにもアップされてしまうのは、不思議な感触。

簡単に周囲をデジカメで撮影していると、どのタイミングで転送されたのか正確にはわからないが、気がつけばEye-Fiの動作が開始されていて、iPhotoにもFlickrにも写真が転送されている…という状態。無線LANなため、若干転送処理に時間はかかるにしても、何もしていないのに勝手にアップロードまでされてしまうというのはかなり面白い。もちろん勝手にプライベートの写真を公開してしまうとマズいのだけど、Eye-FiではFlickrなどへアップする際デフォルトでは非公開になっており、後で共有したい写真だけを公開する…という手順をとればいい。

実際、知識としてEye-Fiが便利というのはなんとなくわかっていたのだけど、実際に手許でやってみると「面白い!」と周囲が感想を漏らす理由がよくわかる。これからGR Digital II利用時はEye-Fiが手放せなくなりそうだ。