2009/03/04

Apple新製品コメント: 個人的に関心があるのは新キーボードとAirMac

昨晩の新製品ラッシュに関して、すっかり乗り遅れてしまった格好になった(原因:飲み過ぎ)。個人的にあまり大きい買物が出来ない状態という事もあるが、殆どの新モデル・ハードウェアが“順当進化”なので、エキサイティングよりは、なるほど…という印象。この中で素人目にも「アレっ?」と思わせる変化があったのは新しいキーボードとデュアルバンドのAirMac

■テンキーレスのキーボード:

まず誰の目から見てもハッキリしているのはWireless Keyboardのように標準キーボードもテンキーレスになった事(テンキーパッド搭載Apple Keyboardも選択可)。僕は5年前からHappy Hacking Keyboard Liteを利用してきた経験から、机が広く使えることや、視覚的圧迫感が少ないなど、そうしたキーボードの良さを感じてきた。だから正直個人的にはオススメ。だけど普通テンキーレス製品はまだまだ一般的ではなかったし、今もそれほどでも無いかな…と思う。

普通ならデスクトップ機用キーボードのテンキーを除外するコトは、顧客が逃げるリスク等を恐れて、余程の理由が無いと踏み切れないと思う。ただ、ノート型の方がメジャーな昨今では、使う側もテンキーレスに慣れている、下手をすればノート型しか使った事の無い場合も考えられる。そういう状況では実はそれほど抵抗無く受け入れてもらえる可能性は高いと見たのだと思うのだけど。

今回の新型テンキーレス・キーボードの登場は、レガシー要素を捨ててシンプルさを求める極めてAppleらしいやり方と思える(そういえば初期のMacもキーボードが無かった)。

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■デュアルバンドのAirMac:

無線LAN構成機器に802.11g(もしくはb)と802.11nの両方が含まれていると、全体としては遅い方に合わせるしかないと思っていた(実は対応方法があるらしい)。だけど、新しいAirMac ExtremeやTime Capsuleではデュアルバンドとなり、両規格を使う…ということができるようだ。

つまり、新型MacBookでは最新高速無線LAN規格のパフォーマンスを十分堪能でき、一方で旧規格しか対応していないiPhoneや旧Macとの互換性も保つということができるようになるというもの。

無線LANパフォーマンスを面倒なことをせず、少ない投資で高速化させるなら新AirMac Extreme(もしくはTime Capsure)を手に入れるというのはアリだと思う。

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