2009/02/10

知の呪縛 - そんなコト知っているだろうという勘違い

モチベーションは楽しさ創造からのエントリ専門家・勉強好きの人が陥る病 知の呪縛 より。自分が知っているレベルで他も知っていると考え失敗しちゃう事がある話。

「知の呪縛」とは、専門家や勉強好きの人が陥りやすい病。自分が詳しいために「相手も同じくらいに知っている」と勘違いしてしい事を進めてしまうことです。

この「知の呪縛」によって発生しているトラブルは、実に多いモノです。知の呪縛に陥ると、

  • 1. 「自分の発したいメッセージ」が伝わらない
  • 2. マーケット(コミニケーションの相手)が欲するものと違ったモノを提供してしまう
という事が発生してしまいます。

正直、僕にとってもトラブルというか、フラストレーションの元になっている話だったりする。企画担当者として、市場に対してはやはり「知らないだろう」という前提でイロイロと説明をするようにはしている。ところが、やはり同僚などの身内が「あまりにも知らない」となると、何やってるんだ!…と、かなりストレスを感じるときもある。

話す内容のレベルを、TPOで調節する…そうした相手によって柔軟性を持たせるということは、社内だろうが社外だろうが必要な能力なのは間違いない。自分の「知の呪縛」の存在を常に意識することで、もう少し円滑なコミュニケーションを考えていくのは大事かも…と思った次第。